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雪道での走行に関して |
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雪道を走行する際は、牽引車同様、スタッドレスタイヤのご使用をお勧めします。滑らないようにゆっくりと走行し、急発進、急加速、急ハンドル、急ブレーキは絶対に避けてください。カーブを曲がる時もゆっくり走行してください。 |
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後方確認について |
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トレーラーの車幅は、通常、牽引車のそれより広く、後方視界を取りづらいものです。
その場合は、延長ミラー等で後方視界を確保するようにしてください。
また、バックする際は、必ず事前に、後方に障害物や子供がいないことを確認してください。
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スネーキングに関して |
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スネーキングは、トレーラー自体もしくは牽引車が蛇行することをさし、スピードの出しすぎや荷物の積みすぎなどにより発生します。特に下り坂で発生しやすいので、ご注意ください。
スネーキングは以下のような原因で発生します。 |
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スピードの出し過ぎ |
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トレーラー内の荷物配置不適切 |
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トレーラーの重量バランス不適切 |
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横風 |
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急加速 |
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大型車を追い越した際、または大型車に追い越された際の風圧 |
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不安定な運転 |
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牽引車のタイヤ空気圧不適切 |
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トレーラーのタイヤ空気圧不適切 |
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牽引車リアサスペンションの柔らか過ぎ |
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牽引車サスペンション破損 |
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トレーラーのフロント荷重超過 |
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ヒッチボール位置不適切によるトレーラーノーズアップ |
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牽引装置緩み |
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ラジアルタイヤとバイアスタイヤの共用 |
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スネーキングの脱出方法 |
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1. 走行中トレーラーが不安定になり、ゆれを感じ始めたら、アクセルペダルからゆっくり足を放し、スピードを落とします。
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2. もし道路が広く周囲に危険がない場合、ステアリングをしっかり握り、直線走行をしながらエンジンブレーキで減速して、ゆれを減少させます。 |
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3. 道路が狭く周囲に危険がある場合、非常に慎重にブレーキを踏む必要があります。ゆっくりとブレーキを踏んだり放したりします。スピードが落ちると自然にスネーキングは収まり、コントロール可能になります。
絶対にブレーキを強く踏んだり、スピードを上げたり、ステアリングを大きくきらないでください。急ブレーキを踏むとトレーラーの力の逃げ場がなくなり、横にずれる「ジャックナイフ現象」を起こしたり、最悪の場合、横転することもありえますので、ご注意ください。 |
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諸注意とマナー |
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車線変更や右左折時の意思表示は余裕を持って行いましょう。 |
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左折時の歩行者、自転車の巻き込みに注意しましょう。 |
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トレーラー単体での駐車のときは、ヒッチ先端に歩行者や自転車が気づかず、接触することがあります。三角ポールやヒッチカバー等の目印で確認しやすいようにすることを推奨します。 |
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連結状態で10 m前後の長さで走行していることを自覚し、横断歩道や交差点へ進入する時に、渋滞や信号の変わり時などの場合は、横断歩道や交差点をふさがないよう余裕を持って走行しましょう。 |
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山道の登り車線で登坂車線がある時は、登坂車線を走行し、後続車に迷惑がかからないようにしましょう。 |
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長さ、幅などを考え、路上駐車は極力避けましょう。他の車や歩行者の迷惑になります。 |
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